みなさんこんにちは!大阪メトロポリスの管理人メトロポリマンです!(久々のあいさつ)
管理人はいま大阪で生活しているのでこのブログの中心は大阪の鉄道(特に大阪メトロ)なのですが、今回は初となる東京の話題です!
というのも、たまたまプライベートで東京へ行く用事があり、スケジュールの都合で自由時間ができたのでその時間を有効に使って「東京でしかできないことをしよう!」と思ったのです。
そこで管理人がしたことは2つです。そう、
地下鉄博物館に行きたい!!
東京の地下鉄を体験したい!!
やっぱり地下鉄好きなんですよね。専門は大阪メトロで他の地下鉄の知識はほとんどありませんが…笑
ということで、ブログ開設1周年特別企画というわけではないですが、「東京地下鉄企画第1弾!」として今回は地下鉄博物館に行った感想を写真とともにつらつらと書いていきたいと思います!!(第2弾も近日公開!)
※あくまでも筆者は大阪出身で大阪メトロが好きな人だという前提で感想を書いていきますので、ご理解ください。
地下鉄博物館の感想!
概要
地下鉄博物館は1986年に開館しました。その後2003年にリニューアルオープンし、現在の形になっています。
運営しているのは東京メトロの関連会社である「交易財団法人メトロ文化財団」なので、展示内容の中心は「東京メトロ」やその前身の「営団地下鉄」、さらにはその前身の「東京地下鉄道」や「東京高速鉄道」になっています。東京には東京メトロのほかに都営地下鉄なるものも存在しますが、そちらはまた別なんですよね
場所は東京メトロ東西線葛西駅の高架下です。「地下鉄なのに高架下?」とは大阪メトロファンなら疑問に思いませんのでご安心を。特に管理人は大阪メトロの高架区間の沿線で育ったので尚更です。
ちなみにパンフレットにはこんな説明がありました。
この博物館は、多くの皆様、ことに小・中学生など若い世代の方々に、地下鉄をより一層理解していただきたいと願ってつくられました。地下鉄の歴史から新しい技術までを「みて、ふれて、動かして」学習できる参加型ミュージアムです。
地下鉄博物館 案内パンフレットより引用
小中学生をターゲットにしてる割にはコアな展示も多い気がしましたよ笑
つまり東京メトロの英才教育を幼いうちから行う場所だということですね。うらやましい。
展示車両が最高
自動改札機型の入口から入館してすぐに待っているのがこれ。
おいおい最高すぎないか??
開業当初は「東洋唯一の地下鉄」とも称された東京メトロ最初の路線銀座線の初代車両1000系と、東京メトロで2番目に開業した丸ノ内線の初代車両300系が展示されています。
今回の東京観光にあたってちょっとだけ銀座線を勉強して初めて知ったのですが、銀座線って営団化する前は2社が運営していて、新橋駅を境に相互直通運転を行っていたんですね。新橋~浅草間を走っていた東京地下鉄道の車両が1000系だそうです。
それにしても全身が黄色や赤色の車両なのって珍しいですよね。関西だと阪急のマルーン車みたいな感じでしょうか。ラピートやひのとりにも似たような系譜を感じます。大阪メトロではニュートラム20系は編成ごとに色は変わりますがほぼ単色ですよね。
ホームドア全駅設置を目指す大阪メトロも、ホームドア付けても路線の色が分かりやすいように全身単色の車両を作ってもかっこいいのではないでしょうか!!
他にも、銀座線のもう一方の前身である東京高速鉄道(名前似てるな)の初代車両100形や、銀座線で活躍した01系はカットボディで、さらに点検用のモーターカーも展示されています!
断面模型が最高
管理人は感動しました。断面図はやばいでしょ!(語彙力)
全部で三種類ありましたが、どれも特徴が違うので3倍楽しいです。
まず沿線地形断面模型はトンネルか駅かの判別しかつかないサイズのかなり縮尺がかなり小さい模型です。ただしよく見るとちっちゃい車両が見えるんですよね。それもかわいくていい!航空写真があるのも実際の想像を駆り立てて好きですね。
丸の内線の断面模型は構造物をしっかりと再現しているんですよね。と言っても正確な位置は分からないのが残念…
杭まで再現してるのもいいですね。容易に見られる訳ではありませんので、公式が見せてくれるのはありがたいです…
副都心線新宿三丁目の断面模型は地上の構造物までしっかり再現しています。というのも、工事説明会にも使用された模型だそうですよ!
東京メトロはガチャガチャでも断面模型ありましたよね。すごい手頃に断面模型に触れる機会があるのですが、大阪メトロではそういう機会はそうそうないですよね。一応ちょっと調べれば出てくるんので記事には出来るんですけどね…。
トンネルの工法紹介が最高
「さすが地下鉄博物館!他の鉄道博物館たちにできない事を平然とやってのけるッ
そこにシビれる!あこがれるゥ!」
トンネルの工法紹介をしているんです。他の鉄道博物館にはない、まさに地下鉄博物館ならではの展示です。しかも、泥水式シールド工法と開削工法は断面模型で再現しているのは神すぎる!
泥水式シールド工法は、ボタンを押すと部分ごとに光ったり模型が動いたりします!
開削工法はボタンを押すと順番に光り、解説音声まで流れます。めちゃくちゃ分かりやすい!!
様々なシールドマシンの模型も展示されています!3連シールドもあるんですねぇ。いやぁ、好きですねぇ。
大阪メトロも世界に誇れる技術を使ってますからねぇ。水の都の軟弱な地盤に地下鉄を通すために種々多様な工夫をされてますので紹介してくれたらいいのになぁ。小野式隧道工法とかね(笑)
運転シミュレーターが最高
これはもちろん最高ですね。
物心付くか付かないかの頃に鉄道運転士を目指していた管理人は、親に買ってもらった電車でGO!!で何度やっても停止位置に停車できず運転士を目指すのを諦めた過去かあります。(人生1回目の挫折)
幼稚園とかの時だったので下手でしょうがないのですが「ぼくにはむりだー」と思ってしまったんですよね。
話を戻します。本当に久しぶりの運転シミュレーターでした。
銀座線・東西線の簡易シミュレーターは全年齢対象、千代田線の超リアルなシミュレーターはR-5指定(小学生以上)です。
小学生以上限定の千代田線シミュレーターは実際に東京メトロの運転士研修で使われてるものと同じ機器を使用しているらしいです!!
千代田線の方は管理人も実際に遊んできました!
運転初心者な管理人でしたが、トレーナー(恐らく運転士経験者?)の方に加速とブレーキのタイミングを教えていただきながら運転すると、停車位置ぴったりに止めることが出来ました!
適当にやってもきちんと止まる…なんてことはありません。トレーナーの指示を無視したらめちゃくちゃオーバーランしました…泣
しかも加減速時には筐体が丸ごと振動するんですよね。それもめちゃくちゃリアル。
管理人は入館したのが平日で来館客も少なかったため、次の順番待ちができるまでずっと運転させてもらいました!上りの半分くらい運転したかな…笑
大阪メトロも博物館を作っておくれよ…
いかがですか?最高すぎるでしょこんなの!!
東京以外の地下鉄のある地域に住んでる皆さんも地下鉄博物館作って欲しくなったでしょ??
大阪メトロだって博物館なんて作れるくらいの資料は十二分にあるはずなんですよね。
保存してる車両だって100系、30系、50系、60系にニュートラムもありますからね…ずっと一般人の目に触れない場所に置いておくのはもったいない…
民営化した訳ですし、これを機にもう一度地下鉄博物館構想を
(…実は大阪でも地下鉄博物館をつくる構想があったらしいです。詳しくはOsaka-Subway.comさんで解説されています。)
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