先日もお伝えした通り、新型コロナウィルスの感染拡大による緊急事態宣言が大阪にも再発令されたことを受けて、大阪メトロは18日より平日夜間の列車の減便を実施しています。御堂筋線では天王寺→新大阪の列車2本と新大阪→なかもずの列車2本が、当面の間は運休となります。
そこで今回は減便によって誕生した、天王寺→中百舌鳥検車場の回送車両を撮影しました!
減便により天王寺発の回送列車が誕生
なぜ回送列車が誕生?
先ほど書いた通り減便になったことで、御堂筋線の2編成が通常の運用よりも早く車両基地に戻ることになります。そしてそれらの車両は2編成とも、最後の営業運転が新大阪→天王寺の小運用です。
この2編成は天王寺まで営業運転を行った後に中百舌鳥検車場へと帰っていくわけですが、天王寺→なかもずの間は回送列車として走ることになります。逆に回送列車にしないと、通常のダイヤにはない天王寺→新金岡orなかもずの営業列車が2本増えることになり、元々の予定していた「減便」と矛盾してしまうことになります。
天王寺発の回送列車
天王寺駅の発車標では2本とも「当駅止まり」ではなく、「回送」と案内していました。ただし放送では「当駅止まり」でした。
1本目の車両は22:30着の31603Fです。駅到着時点で方向幕は回送表示に切り替わっていました。
本来ならば、天王寺22:38→新大阪23:01、新大阪23:06→なかもず23:47の運行が残っていました。
2本目の車両は22:59着の31616Fです。こちらも駅到着時点で方向幕は回送表示に切り替わっていました。
本来ならば、天王寺22:58→新大阪23:21、新大阪23:26→なかもず00:07の運行が残っていました。
そして天王寺止まりなのに引き上げ線に入ることなく、なかもず方面へとまっすぐ走っていきました。
コメント
この件ではありませんが
このシーンと似たような事が中系統(新大阪~天王寺)・小系統(中津~天王寺)車両差し替えが同じように1番線に回送で到着して
そのままなかもず方面に回送されていき
折り返しの時刻にあわせて3番線から代わりの列車がなかもず方面から
到着します。
御堂筋線の車両差し替えって天王寺で行われるんですね!
御注意・・・大系統(なかもず~千里中央)の差し替えは なかもずですよ。