今年1月にホームドア(可動式ホーム柵)が設置された四つ橋線大国町駅に、新たにホームドアサインが追加されたようなので見て参りましたよ!
並行して設置が進んでいた、御堂筋線のホームドアサインとも比較してみます…!
四つ橋線のホームドアサイン
大国町駅のホームドアサイン
まずは2番線(住之江公園方面)から!
ホームドアサインの内容ですが、上から順番に
- ホーム番号・次駅以降の駅ナンバリング
- 行先方面
- 号車・扉位置
- 号車・扉・車椅子ベビーカースペース位置(イラスト)
- 諸注意(かけ込み・乗り出し・たてかけ)
となっています。強調色は四つ橋線のラインカラーである縹色です。
行先方面は「玉出・住之江公園 方面」。既存の案内と共通しています。
車両間のホームドアには路線図が貼られています。
既に停車した駅名は薄く、これから停車する駅名は濃くなっているので、停車駅が判別しやすいですね。
次は3番線(西梅田方面)のサインシステムを見ていきます!
ホームドアサインの内容構成は2番線と変わりません。
しかし気になるのは、行先方面が既存のサインと異なること。
このホームドアサインでは「なんば・本町 西梅田 方面」となっていますが、既存のサインでは「肥後橋・西梅田 方面」と案内されています。
管理人の推測ですが、変更の理由は利用客の降車駅傾向の変化でしょうか。なんば駅はインバウンド需要が高くなっており、本町駅は万博輸送路線となる中央線の乗換駅であることが理由だと考えます。
路線図は停車駅に合わせて、2番線の逆バージョンになっています。
縹色の縦ラインが並び、ホームの青みが増しています。
御堂筋線との比較
南行きのホームドアサインを並べて比べてみます。
御堂筋線はなかもず方面。四つ橋線では住之江公園方面です。
内容構成もデザインも共通仕様だと思われます。
強いて言うと、女性専用車両の案内の有無が異なる点ではあります。
御堂筋線では女性専用車両が導入されていますので、該当する6号車のホームドアサイン下部には女性専用車両の案内が付記されています。
設計ミス…?
対面する御堂筋線と四つ橋線のホームドアを同時に見比べると、ドア側面の縦ラインが異なる向きに配されていることがわかります。
御堂筋線ホームでは進行方向の逆を向く(電車を正面から見る)と縦ラインが一斉に見え、四つ橋線ホームでは進行方向を向く(電車を背面から見る)と縦ラインが一斉に見えるようになっています。
もちろん設置ミスではありません。というのは、ホームからホームドアを見て左側に縦ラインが貼られるように設計されているためです。
さらに言えば、この現象は島式ホームか対面式ホームかの違いでも発生します。島式ホームでは進行方向の逆を向く(電車を正面から見る)と縦ラインが一斉に見え、対面式ホームでは進行方向を向く(電車を背面から見る)と縦ラインが一斉に見えるようになっています。
設計上のコンセプトにもよるので外の人間がどう言うこともできませんが、デザイン設計ミスとも捉えられる仕様ではありますよね。
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