夢洲駅は、大阪市此花区にある大阪メトロ中央線の駅です。
駅番号はC09です。
駅紹介:C09 夢洲駅
概要
夢洲駅は、北港テクノポート線計画の一部「南ルート」に属している駅です。
建設工事途中で事業が凍結・中止されたものの、2025年大阪万博の開催やIR建設を受けて事業が再開しました。
駅名 | 夢洲 ゆめしま yumesima |
建設時仮称 | 夢洲 |
開業日 | 2024年度目標 |
路線 | 中央線(北港テクノポート線) |
所在地 | 大阪市此花区夢洲 |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム形状 | 1面2線島式ホーム 全長 約150m 幅員 10m |
のりば | 1・2|本町・長田・生駒・学研奈良登美ヶ丘 方面 (正式な案内表記は不明) |
隣の駅 | C10 コスモスクエア駅 > |
備考 | コスモスクエア方に両渡り線、保線用側線1本 駅のコンセプトは「移世界劇場 動く(いきる)=移動の魅力を発信する駅」 |
配線図
歴史
- 2000.10.11OTSが北港テクノポート線の第一種鉄道事業許可を取得。
コスモスクエア~新桜島間。
新駅は夢洲(仮称)、舞洲(仮称)、新桜島(仮称)の3駅。 - 2000.12.01OTSが北港テクノポート線の土木関係の工事施工認可を取得。
- 2001.07.27OTSが北港テクノポート線の電気関係の工事施工認可を取得。
- 2009.12大阪市行政評価委員会の答申により、北港テクノポート線の事業休止が決定。
「コスモスクエア~夢洲」間の夢咲トンネルは完成しており、道路部分は開通、鉄道部分は準備工事のみ実施されていた。
- 2018.12.20大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) が夢洲駅周辺の開発の参画構想を発表。
同年11月24日に2025年国際博覧会の開催地が大阪夢洲に決定したことを受けて公表。
当時は駅上に、地下1階、地上55階、高さ約275mの巨大タワービルの建設を構想していました。
総工費は約1000億円。ホテル・オフィス・商業施設の複合施設で、最上階には展望台も設置予定でした。 - 2019.02事業休止となっていた北港テクノポート線のうち、南ルート(コスモスクエア~夢洲)の事業再開が決定。
夢洲で開催する2025大阪万博とIR構想を見据え、夢洲駅までの事業を再開。
- 2020.07.07夢洲駅の建設工事が着工。
- 2022.04.27OTSが夢洲駅基本デザインを公開。
基本コンセプトは「移世界劇場 動く(いきる)=移動の魅力を発信する駅」。ホーム階、コンコース階のデザインを公開した。
- 2023.08.25駅名が「夢洲」に正式決定。
大阪メトロが第二種鉄道事業許可を申請。
大阪市が南東出入口の建築デザインを公開。OTSが施設管理(第一種鉄道事業者)、大阪メトロが運行(第二種鉄道事業者)を担う。
- 2024年度末開業予定
ホーム
ホーム
1面2線島式ホーム。全長は約150m、幅員は10mの計画。
壁面やホームドアが黒色ベースでとても上品な出で立ちです。また、黒がホーム中央の白さをより際立たせています。
床は防汚加工を施した磁器質タイル、天井には金属の折り紙天井が設置されます。
線路・分岐器等
コスモスクエア方面に、両渡り線と保線用側線が設置されています。
終端側は今後の延伸に向けて(計画・事業許可はあるが凍結中)、本線・車庫入出庫線の分岐できるような構造になる予定です。
改札・コンコース
ホーム同様に、金属の折り紙天井の谷が連なっています。
壁面のサイネージは60m×3mの超巨大サイズです。
改札内コンコースの床は、中央ほど明るく、壁際ほど暗くなっています。
出入口
北西出入口・南西出入口・南東出入口(臨時?)の3箇所を設置予定。
一部の出入口はIR開業に合わせて設置されます。(3箇所とは別で追加設置か?)
南東出入口は2025大阪万博の東エントランスに接続します。
以下は南東出入口のイメージイラストです。
建設中の様子
引用・参考文献
大阪港トランスポートシステム「北港テクノポート線(仮称)夢洲駅基本デザイン(本編)」,2023.08.27閲覧.
大阪市「「夢洲駅の南東出入口」(大阪・関西万博東エントランスへの出入口)の建築デザイン等について」,2023.08.27閲覧.
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会「2025年日本国際博覧会(略称「大阪・関西万博」) 基本計画」,2023.08.27閲覧.
此花区「区長日記 令和5年8月の日記」,2023.08.27閲覧.
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