大阪歴史博物館には、淀屋橋駅ホームと大阪市営地下鉄100形の等身大模型が展示されています。今回その模型を見てきました!
大阪歴史博物館の模型「地下鉄」
模型「地下鉄」
アーチ構造(ヴォールト状)の天井も含めて、ホームと100形車両、それと当時の服装をした乗客が等身大で再現されています。
7階では、昭和9年5月平日朝の地下鉄淀屋橋駅ホームと、心斎橋行きの地下鉄車両の後部をホワイトモールで再現した(実寸大)。
大阪歴史博物館「展示の見所15「大大阪」の街角 御堂筋と地下鉄」,2006.
御堂筋線の開業は1933(S08)年5月ですので、この模型は開業から1年経った頃の再現ということのようです。
展示されている100形の車番は105。唯一現存してる105号車のことですね。
壁面は広告は映し出されています。本物とは異なり、この模型では照明で点いたり消えたりします。
広告の「喜久屋食堂」は戎橋・心斎橋の2店舗を構える食堂のようです。
また広告下部には隣の駅の案内があり、進行方向の駅が本町、後方の駅が梅田だと分かります。ここからも、この模型は淀屋橋駅であることが分かりますね。
模型「御堂筋」
実は、模型「地下鉄」の上には別の模型「御堂筋」があります。
こちらは御堂筋の模型となっています。
模型「御堂筋」「地下鉄」がセットで、御堂筋とその地下に地下鉄御堂筋線がある構造まで再現されているのが管理人的には非常にワクワクしました。
(実際には、地上階とホーム階の間にコンコース階があります。)
引用・参考文献
大阪歴史博物館「展示の見所15「大大阪」の街角 御堂筋と地下鉄」,2006.
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