阪急京都線南方駅は、1921(大正10)年4月1日に開業しました。それ以来99年もの間、場所を変えずにこの街を支えています。
十三駅から1駅、新大阪も目の前の都心駅ながら、レトロな雰囲気が満載。一方で最新の設備も備わっています。
今回は、レトロとモダンの共存する魅力的な駅ののレトロなポイントとモダンなポイントを紹介していきます。
南方駅の歴史
1921年4月1日 | 北大阪電気鉄道の十三~淡路~豊津間開通と同時に開業。 |
1923年4月1日 | 新京阪鉄道へと路線譲渡され、同社の駅になる。 |
1930年9月15日 | 京阪電気鉄道との会社合併により、京阪電気鉄道十三線の駅となる。 |
1943年10月1日 | 阪神急行電鉄との会社合併により、京阪神急行電鉄(現 阪急電鉄)の駅となる。 |
1959年2月18日 | 十三線が京都本線に編入し、同線の駅となる。 |
1964年9月24日 | 大阪市営地下鉄1号線(現 大阪メトロ御堂筋線)の梅田~新大阪間と同時に、西中島南方駅が開業。乗換駅となる。 |
ちなみに、御堂筋線の西中島南方駅は Nishinakajima-Minami “g” ata ですが、阪急の南方駅は Minami “k” ata です。
レトロな乗り場案内板
1号線の案内板
2号線の案内板
南方駅と言えば、きた西改札口とみなみ西改札口から入ってすぐ正面にある乗り場案内板です。改札外からも十分見える場所にあります。
十三乗り換えの情報量が多い!ただそれが阪急の強みでもありますよね。
という感じで、レトロな案内板が現役で使用されているところが南方駅の魅力ポイント1つ目です。
(このタイプの案内板が最古なのだろうか。それとももっと古いものもある…?)
石垣のホーム
これは阪急あるあるですが、開業当時のまま残っている駅はホームの土台が石垣になっています。後にホームの増設された部分とは土台が違うのが分かりますよね。
この駅の開業当時から残っているというと、99年間現役ということになります。素晴らしすぎる…。
ネスカフェスタンドが登場
2016年末より阪急のホーム内外で20店舗(2020年7月現在)展開されているバールスタイルカフェの「ネスカフェ スタンド」が、南方駅の2番のりば(大阪梅田方)にも2017年7月より展開されています。
1杯が100円であることや、定期券の存在が魅力的なんですよね。
最新の自動券売機
2020年より導入されている新型の自動券売機が南方駅にも設置されています。現在新型に交換されているのは2番のりば(大阪梅田方)の券売機だけですが、近いうちに1番のりば(京都河原町方)も交換されるのではないでしょうか…。
そして改札機までもが阪急マルーンになっています!!
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