阪急千里線は2021年で開業100周年!
正確には、北大阪電気鉄道が1921年4月1日に十三〜豊津間を開業、同年10月26日に豊津〜千里山間が開業しました。
十三だけはその時既に阪神急行電鉄(現 阪急電鉄)の駅として開業していたので、それを除いた南方、崇禅寺、淡路、下新庄、吹田、豊津、関大前、千里山の8駅が100周年なのです!(正確には8+2駅)
それを記念して、これらの8駅では「記念写真パネル」が2021年4月1日(木)~6月30日(水)の期間限定で掲示中!
そこで今回は記念写真パネルを巡ってきましたので、紹介していきます!
阪急千里線100周年記念パネルさがし!
南方駅
南方駅は、十三・大阪梅田方面ホーム側のみなみ西改札口に掲示されています!
なお南方駅はホームの行き来ができないので要注意です!
どの駅の展示パネルの構成も「左側:年表、中央・右側:写真」となっています。
見たことない駅舎!100年も歴史があるとやはり建て替えもしてるんですね〜。
そしておもしろかったのは、踏切に書かれている「RAIL ROAD CROSSING」。なんで英語だったんでしょうか笑 今以上に英語なんて浸透していないでしょうし、海外の踏切を輸入したからとかかな…
崇禅寺駅
次は崇禅寺駅!ここのパネルは大阪梅田方面ホーム側の東改札口にあります!
崇禅寺駅のパネルは唯一、改札外にあるので要注意!
さらに崇禅寺駅は連続立体交差事業の都合で、反対側のホームに行くには改札を出る必要があります。その点も要注意です!
旧駅舎や旧地下改札はもちろんのこと、南方駅〜崇禅寺駅間の曲線改良工事の写真まであり、非常に興味深い内容になっています!
淡路駅
淡路駅は、連続立体交差事業で移設した新東改札口に掲示されています!
かつて存在した1番線の写真、そして1番線があった頃の配線図まで掲示されています!貴重すぎる!!
この配線図は近いうちに淡路駅の配線図のページに追加しておきます…
下新庄駅
下新庄駅は地下の改札口を入ってすぐの場所にパネルがあります!
今のホームと比べると歴然の差が見られる旧ホームや、連続立体交差事業に伴って撤去されてしまった旧神崎川橋梁が見られます!
10形の写真を見ると、車両にも興奮する傍らで沿線に何も無かったようで驚きを隠せません。
吹田駅
吹田駅は、北千里方面ホームの西改札口手前に掲示されています!
ホームの行き来は梅田・天六方の南改札のある連絡通路から行えます。
吹田駅は西吹田駅(→市役所前駅)と、東吹田駅(→吹田駅)が統合してできた駅です。吹田駅のパネルではその辺りも分かりやすく説明されています。
180°回転した地図なので東西と南北が入れ替わっていて分かりずらいですね汗
なんと駅間距離は215m!JRによって地域が分断されていると言えども…って距離ですよね笑
大阪メトロ堺筋線との直通運転や千里ニュータウン開発に伴って大量輸送の必要性が生じたため、2駅を統合。市役所前駅のホームを拡幅することで現在の姿になったそう。
豊津駅
豊津駅は地下の改札口を入った正面に掲示されています!
関大前駅
関大前駅は、北改札口にあります!
関大前駅は花壇前駅(→その後5回名称変更)と大学前駅が統合してできた駅で、その点についてもパネルでは解説されています。
こちらは右側が北になっています。方位記号が付いていますね。
吹田駅の統合とは異なり、関大前駅は2駅の間に新駅を設置しているようです。
こちらの2駅の駅間距離は294mで、これも十分短いですよね。
千里山駅
千里山駅のパネルは、大阪梅田・天下茶屋方面ホームのある東改札口に掲示されています!ホームの行き来は梅田・天六方の地下通路で行えます。
開業当初の駅舎はたいへん立派な建物だったようです。当初の終点駅ですし、会社を象徴する建築物として建てられたのでしょうね…。
そして絵地図は色使いも素敵で美しい…。なんというか駅舎も含めてメルヘン寄り(褒め言葉)な印象を覚えます。
いかがでしたでしょうか。
中々このご時世、「皆さんもぜひ見に行ってみて下さい!」とも言えないですし、何かあっても当ブログは責任を取りませんので、ぜひこの記事を読んで楽しんでいただければと思います。
もし行かれる場合は感染予防対策はしっかりと、人が集中する時間は避けるなど、何か対策を立てて向かわれることをおすすめします。
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