本日6月10日(木)、梅田駅にて車両点検のため、新大阪〜なんば間で運転見合わせを行っています。
その影響で、千里中央〜新大阪間、なんば〜なかもず間で折り返し運転を行っていました。
梅田駅で設備点検
車両とくし状ゴムとの接触
大阪メトロ公式Twitterによると、「ホーム側に設置している列車とホームの隙間を解消するための櫛(くし)状ゴムに列車が接触する事象が発生した」そうです。
くし状ゴムは車両とホームの隙間を小さくするためのものです。(画像のホームと車両の隙間にある黄色い部分)
新大阪折り返し
千里中央〜新大阪間で折り返し運転中の様子。
通常ダイヤでは使用されない新大阪駅南側の渡り線を使用して、折り返し運転を行っています。
東三国の発車標は管理人が到着した当初は「なかもず」表示でしたが、新大阪行き到着後は「調整中」へ変更していました。
江坂も調整中でしたが、「機器調整中」と表示されるそうです。
桃山台も調整中です。
なんば折り返し
なんば〜なかもず間折り返し運転の様子です。
通常ダイヤでは使用されないなんば駅北側の渡り線を使用して、折り返し運転を行っています。
10A系、新20系(21系)はなんば幕が用意されていないため、白幕で運行中のようです。
北大阪急行9000形(ポールスターⅡ)もなんば表示は用意されたような…?なんば到着時には表示されていませんでした。
梅田駅の様子
現場は2番線(千里中央方面)の先頭、10号車3番扉と4番扉部になります。
この付近は梅田駅のホーム内ではカーブの大きい区間です。
撮影は事故当日の夜間になりますが、10号車4扉前に警備員が立っておられて、注意喚起を行っていました。
3扉側から覗くとこのような感じで少し内側に抉れているように感じます。
車両側から見るとこのようになっています。コンクリートが抉れて表面が荒くなっています。鉄骨のような部品も剝き出しになっていますね。
経緯
- 05:57ころ御堂筋線梅田駅にて設備点検
御堂筋線全線にて運転見合わせ。
大阪メトロ公式Twitterにて、「ホーム側に設置している列車とホームの隙間を解消するための櫛状ゴムに列車が接触する事象が発生した」と案内あり
- 06:45ころなんば〜なかもず間で折り返し運転開始。
珍しいなんば行きの運用、なんば折り返しあり
- 07:20ころ?千里中央〜新大阪間で折り返し運転開始。
当初は31609F、31611F、8007Fの3編成のみで運行。その後、21605Fと8006Fが追加投入されているようです。
情報提供:M.K100系様
- 09:34ころ再開は12時頃になるとの案内
大阪メトロ公式Twitterにて案内あり
- 11:15全線で運転再開
全列車、上りは千里中央行き、下りはなかもず行きとして運行再開しました。
運転見合わせ時は早朝でほとんど車両が運用についていなかったため、このような対応になっているのかもしれません。
参考文献
毎日新聞「御堂筋線の全線で一時運転見合わせ 梅田駅ホーム設置物に不具合」
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