大阪メトロの前身である大阪市交通局は、その名の通り大阪市の公営交通でした。
当時は「市営モンロー主義」と呼ばれる、「大阪市内の交通は市民の利益が最大となるよう市営にて行う(つまり私鉄を介入させない)」という姿勢を、特に1960年代までは固く貫いていました。別の角度で見ると、大阪市域に「満遍なく」路線網を拡大させていくことが市民のために求められていた、ということですよね。
と言っても「満遍なく」というのは難しくて、どうしても偏ってしまうのが世の常。行政区単位で比較してみると偏りが顕著に見えてきます。
そこで今回は、大阪市内にある24の行政区のうち、大阪メトロの駅が多い行政区の上位5区をランキング形式で紹介します!
(※大阪市営交通は地下鉄だけで完結するわけではなく、市バスの路線網も含めて一元でデザインされています。また現在は私鉄も市内乗り入れが増え、複数の事業者で一体的に市内の交通を支えています。そのため今回のランキングだけでは大阪市内の交通を推し量れるわけではありませんのでご了承ください。)
では行きますよ!心の準備ができたら次ページへ!
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