2025年の大阪万博開催に向けて、最寄駅となる「夢洲駅」の建設が進んでいます。夢洲駅は大阪メトロ中央線が現在の終点であるコスモスクエア駅から延伸する形になります。
今回は約1年ぶりの訪問。工事は着実に進んでいますので、その様子を見ていきましょう!
夢洲延伸 建設現場へ往く!
今回の撮影地点
今回の取材では4地点からお伝えします。
灼熱の現地より
前回取材(21年8月)では、バス&徒歩で移動したために灼熱地獄を味わいました。(夢洲に入る方法は民営バス・自家用車のみ。徒歩は不可。)
今回は反省してシェアカーで現地に向かいました。
①1ゲート(駅中央)
一般車両の行き止まり地点。写真左手と右手で、2つの工事が同時に進んでいます。
左手では車両用の高架橋を架設する工事現場。右手は夢洲駅の工事現場1ゲートです。
「北港テクノポート線インフラ部整備工事」こそが、大阪メトロ中央線の夢洲延伸工事です。
事業名称としては「北港テクノポート線」と冠されていますが、開業時に「北港~」という名称が使用されるか、中央線に編入されるかはまだ決まっていません。(運行は中央線・近鉄けいはんな線と一体です。)
駅部分はオープンカット工法(開削工法)で工事が進んでいます。
強風が吹くとクレーンが使用できないため工事が止まるという話を聞いたことがあります。夢洲は海も近く、風を遮る建物もないので、強風がよく吹きそうです。
見取り図がありました。現在地は1ゲート。中央桟橋のあたりですね。
図を見る限り、この付近がコスモスクエア側の駅先頭部になるようです。南西側は両渡り線が設置される箇所でしょう。
両渡り線が設置されるエリア。今日はクレーンは2台ともお休みでしょうか。
この写真を見ただけでは全く分かりませんが、シールド工事は既に開始しています。
駅部分からトンネルへ向けて、2台のシールドトンネルが掘削中だそうです。
②2ゲート(駅北東)
幹線道路を通って、2ゲート側へやってきました。
1ゲート側から見えたクレーンが、こちら側からも確認できます。
上から眺められたらいいのですが、地上からしか工事の様子を見れないため、地下部分の工事の進捗度は確認できませんね。
コスモスクエア駅周辺
コスモスクエア駅周辺を移動していると、新たな発見が!
③気づかなかった…
コスモスクエア駅周辺でも工事に関する動きがあるかもです。
これまで気づいていなかったのか、はたまた最近工事が始まったのか…
写真左手のコンクリートの構造物がコスモスクエア駅。
右手には何やらバリケードがありました。
よく見ると延伸工事の工事看板がコスモスクエア駅にもありました。ガードレールで隠れてるけど耐えてる…?
読める箇所に関しては、細かな違いはあれど、夢洲駅の工事看板と内容は同じです。
夢洲トンネル側を眺めます。
先ほどのバリケード内には特に工事の様子は見らません。何用の土地なのでしょうかね。今後ここでも動きがあればお伝えしていきます。
また中央奥手に2階建てプレハブが見えますが、延伸工事の工事事務所だそうです。(現地じゃないんですね…!)
さきしまコスモタワー展望台から眺める
いつも通り、最後はさきしまコスモタワー展望台から工事の様子を眺めましょう。
お盆休みなのに人がまばらで快適なので好きです(おい)
④変化は…
現地で見た、黒のクレーンと緑のクレーンが見えますでしょうか。
正直去年からの進捗は全く分かりませんよね。
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