堺筋線では、2022年度中のホームドア(可動式ホーム柵)の設置に向けて準備が進んでいます。
(2019年時点では2025年度設置目標としていましたが、2020年に3年前倒しと発表)
大阪メトロ全体で言うと、御堂筋線・千日前線・長堀鶴見緑地線・今里筋線・南港ポートタウン線では全駅に設置。他には四つ橋線西梅田駅・大国町駅、谷町線 東梅田駅、堺筋線 堺筋本町駅には設置されています。
ということでこの記事では、堺筋線のホームドア設置工事がどこまで進んでいるのかについてまとめていきます。
堺筋線のホームドア設置関連の他記事も、この記事を中心にまとめていく予定です!
…が、現状分かっていることが少ないので御堂筋線の例が中心になっています。申し訳ないです…。
堺筋線のホームドア設置工事まとめ
ホームドア設置で注目すべきポイント
ホームにあるマル印
最近御堂筋線に乗った方なら見覚えがあるのではないでしょうか。電車のドアとドアの間の位置にマルが4つくらい付いていることが特徴です。
これはホームドアの筐体(本体)の土台を設置する場所の目印になります。
ホームドアの土台
マル印の話にも書きましたが、マル印の付いた場所に「土台」が付いた状態のことです。土台1つ1つにカバーが付いている状態と、いくつかの土台をまとめて赤マットでカバーしてる状態の2種類がよくある例です。
ここまでできればホームドア設置はもうすぐ!
…と思っているのですが、なかなか上手くはいかないようです。御堂筋線江坂駅は土台付いてから2ヶ月くらいこのままでした。
また堺筋線ではこのカバーが薄くなっています。
御堂筋線などで使用されていたカバーは厚みがありました。コケることは少ないにしても、足をひっかけたりなど安全面で不安がありましたが、徐々に改善されつつあるようです。
ホームドア設置工事の張り紙
駅のホームというよりは、改札前や階段に貼ってることが多いかもしれません。
ホームドア設置工事って結構工事期間が長いんですよね…。
また工事期間を見るとおおよそのホームドア設置時期を予想することができます。
御堂筋線だと、工事終了月の1,2か月前に設置、1か月前に使用開始という例が多いです。(中津駅・梅田駅が例外でした。)
(参考)新大阪駅 工事期間~2021年1月末
2020年11月13日 2番線設置←2か月前
2020年11月22日 1番線設置←2か月前
2020年12月26日 使用開始←1か月前
堺筋線 天下茶屋駅では、堺筋線全体の工事予定がアナウンスされていました。
記事冒頭で22年度設置完了と書きましたが、工期は23年9月までと書かれており、23年度までもつれ込んでいます。
これは、22年度中にホームドアの設置は完了するものの、設置後にも他の工事が残っているためです。
主には段差縮小工事や、ホームドアサインの設置が該当するかと思います。
ホームドア設置工事の撮影!
おそらく個人としては初めて、大阪メトロの可動式ホーム柵(ホームドア)設置工事の一部始終を撮影することに成功しました!簡単にまとめたダイジェスト版と、工事の全貌が見れるノーカット(20倍速)版の2つの動画を公開しています!!
御堂筋線 江坂駅で撮影したものですが、流れは同じだと思います!
駅の工事の進捗
工事がどこまで進んでいるのか、設置時期や稼働時期を表にまとめるとこんな感じになります。
堺筋本町駅は利用者10万人/日以上の駅のため、先行して2020年に設置されています。
駅名 | 設置状況 | マル印 | 土台 | 備考(リンクから詳細) | |
---|---|---|---|---|---|
K11 天神橋筋六丁目 | × | ー | |||
K12 扇町 | × | ー | |||
K13 南森町 | × | ー | |||
K14 北浜 | × | ー | |||
K15 堺筋本町 | 使用中 | ー | ー | ー | 2020年01月17日(金) 1番線設置 2020年01月26日(日) 2番線設置 2020年02月29日(土) 使用開始予定 |
K16 長堀橋 | × | ー | |||
K17 日本橋 | × | ー | |||
K18 恵美須町 | × | ー | |||
K19 動物園前 | × | ◯ | ー | × | |
K20 天下茶屋 | × | ー | ー | ◯ |
参考・引用文献
大阪メトロ「Osaka Metro Group 2018-2025年度 中期経営計画(2019年度改定版)」
大阪メトロ「Osaka Metro Group 2018-2025年度 中期経営計画(2020年度改定版)」
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