先日取り上げた「大阪メトロ中央線に大阪公立大学前駅を新設する」記事ですが、ついに公式からも情報が出ました!
公式から公開されたイメージパースや、その他情報を整理していきます!
先日の記事
森之宮新駅の情報が公式から出ました
大阪メトロが以前より推し進めている中央線(東西軸)の強化の一環として、森之宮エリア(大阪城東部地区)の開発に合わせて交通環境を整備しようと目論んでいます。そこで浮かび上がったのが、森之宮新駅の設置構想です。
開業は2028年春を目指しています(大阪城東部地区の1.5期開発期間中)。
イメージパース
新駅の外装はガラス張りのドーム状(球状)になっています。
駅東側(画像手前)は、地上階に広場・ロータリーが、大阪公立大学方面に連絡デッキが整備されています。
駅西側(画像奥)は、画像からは読み取れませんがJR大阪城公園駅まで連絡デッキが伸びる予定だと報道されています。(参考記事)
また中央線に導入が進む400系が描かれていることから、新路線は中央線の支線と位置付けたいのだろうと読み取れます。
構造物内のイメージパースです。1枚目のイメージをよく見ると、このイメージは2階コンコースであることが分かります。
ロングベンチやテーブル、右側にはワーキングスペース?のようなものも見られます。
また3、4階にもフリースペースが広がっています。
開業予定は28年春(万博閉幕後に工事開始)
開業予定は2028年春の予定です。(以前の報道では2025年開業とされていました)
次の節でも書きますが、万博期間中のみ増備する10列車分の留置線のスペースを流用するため、10列車を転属させて留置線を撤去しなければ工事ができないということみたいです。
そのため、「2025年に万博終了 → 撤去・工事に3年 → 2028年に開業」ということになるようですね。
配線図も公開している…?
今回の引用・参考文献を見ると森之宮検車場の配線図が見られるんですよね…。
しかも、「万博期間中(輸送力増強のため改造)の配線図」と、「万博期間後(新駅設置)の配線図」のダブルパックです。配線鉄の管理人は感動して泣きそうです。
ということで、文献を基に配線図を製作しました!
まずこれが万博期間中の森之宮検車場の配線図。
夢洲延伸で3列車、輸送力増強で10列車、計13列車を増備しますので、留置線も13本増備されます。
これが新駅設置後の配線図。夢洲延伸の3列車は万博後も継続配備なので、3本分の留置線は残ります。残りの留置線は車両転属後に撤去され、新駅設置用地として使用される計画です。
新駅が1線になるか2線になるのは不明です。文献の配線図やイメージパースからでは断言し難いですね。
引用・参考文献
大阪メトロ「森之宮新駅構想について」(2022/12/21閲覧).
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