大阪メトロの前身である大阪市営地下鉄では、開業当初から「マルコ」と呼ばれるシンボルマークが存在しました。残念ながら民営化後は新たなシンボルマーク「moving M」が登場。大阪に無数に存在するシンボルマークは更新が進み、「マルコ」は駆逐されつつあります。
…ですが、マルコのまま更新されない場合があるんですよね。それは大阪メトロと関係のない団体が所有している施設に案内板が設置されてある場合です。そういう権利関係はややこしそうですよね。子どもの管理人には難しいです。
…と、毎回テンプレのように書いているんですが、今回はこれまでとは全く違うタイプのマルコが登場しますよ!
それでは「マルコをさがせ!西中島南方駅編!」はじめていきましょう!
西中島南方のマルコは、以前までこの記事にて紹介していましたが、大幅な加筆に伴って独立させました。
西中島南方駅のマルコさがし
西中島南方駅 周辺
さて新大阪駅から御堂筋線に乗って1駅、西中島南方駅にやってきました。正直言うと歩ける距離です。駅間距離700mしかないです。
さてこの西中島南方駅も、駅の施設内にマルコがあるんですよね。
ただ構内で確認できたのは、どこにでもある散水栓だけでした。
ではどこを見ていくかと言うと、
駐輪場です。
西中島南方駅では、駅舎1階をぐるりと囲むように駐輪場があります。そしてその外側は正面と左右が道路で、裏は阪急京都線で囲まれています。
今から見るのはその駐輪場。駐輪場にある看板にマルコがあるそう。
早速見ていきましょう!
めっちゃマルコあるやん!
完全に駅施設にはっ付けてある看板にマルコあるやん!
…ということで、こんな感じでいくつも看板があるわけです。
その中でも気になることがあって、どの看板もデザインが違うんですよね。ちゃんとしっかりした看板もあれば、ワードで作ってラミネートしたような駅員さんの手作り感満載の看板もあります。その都度作っていったってことなんですかね。
さらに阪急電車を挟んで南側の駐輪場では、マンホールにもマルコがついています!
場所によってはダブルマルコも見られます!
西中島二丁目の交差点
西中島南方駅南改札から西へ約200m。
駅から少し離れた場所にもなぜかマルコが。
それがこれです!
マンホールです。
なんなら大阪市交通局の局章まであります。ロゴが2つとも白く(しかも雑めに)塗られているのは何故なのでしょうか。
御堂筋線は見えますが、なぜこんな場所にマルコがあるのでしょうか。
実はその理由が分かりそうな施設がこの近くにあります。
南方変電所
これまで大阪メトロポリスで取り上げたことはありませんでしたが、地下鉄の設備には変電所があります。簡単に言うと、電力会社から購入した電気を地下鉄用に変える場所です。
大抵の変電所は路線の傍に設置される(はず)のですが、南方変電所は線路から少し離れた路地にあります。
というのも、先に紹介した交差点からさらに約120m南下した位置にあります。
どれだけ見回してもこの施設内にマルコマークは見当たらないのですが…
その目の前にあるマンホールに、またもや大阪市交通局の局章&マルコが刻まれているのです!
ちなみにマンホールは2つ並んでいます。
今回の地図はこちらから!
今回はさすがにマイナーな場所があったので地図も掲載しておきます!(逆になんで見つけられたんや?)
ということで今回はマンホール多めで紹介していきました。
それではまた次回の「マルコを探せ!」でお会いしましょう!
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