2月22日(土)、大阪メトロが開催したイベント「特別列車で行く!秘密のトンネル体験」に参加してきました!
特別列車に乗って、長堀鶴見緑地線や今里筋線の車庫の入出庫線や、2つの車庫をつなぐ工場連絡線の走行を体験(走行中は前面展望をモニターで視聴)したり、検車場の見学を行ったりと、大満足の内容!
今回はそのレポートをお届けします!
「特別列車で行く!秘密のトンネル体験」参加レポ
今回のイベント概要
今回のイベントの大まかな流れは以下の通りでした。
- 特別列車に乗車
※営業列車では走ることのない特別なルート - 車内より車体洗浄見学 @鶴見緑地北車庫
- 工場連絡線の走行体験
- 検車場見学 @鶴見検車場
- ノベルティ配布
参加料金は大人10,000円、小人8,000円です。
続いて、イベントの内容を順番に詳しく紹介していきますよ!
特別列車に乗車
80系に乗車
今回乗ったのは80系8116Fです。行先表示器は「回送」表示でした。
井高野駅2番線から乗車します。
運行ルート
今回の特別列車の運行ルートと注目ポイントです。
行程 | 備考 |
---|---|
今里筋線 井高野駅 | 乗車。 |
↓(今里筋線 今里方) | 太子橋今市駅、清水駅に停車。その他の駅は通過。 ノベルティを配布(1回目) |
今里筋線 鶴見緑地北車庫 | 車体洗浄を見学。車庫内での降車はなし。 |
↓ | |
工場連絡線 | |
↓ | |
長堀鶴見緑地線 鶴見検車場 | 留置線で参加者を降ろしたのち見学会。 |
↓(長堀鶴見緑地線 門真南方) | ノベルティを配布(2回目) |
長堀鶴見緑地線 門真南駅 | 降車し解散。 |
車内のモニターで前面展望を視聴
参加者は80系の中間車両(2~3両目)に乗車していましたが、今回のイベント用に特別に用意されたモニターでリアルタイムの前面展望を視聴することができました!外部カメラを接続したPCのカメラアプリの画面を外部モニターで複製表示するだけの簡易的なものでしたが、多数の参加者が平等に前面展望を閲覧できるという点で、非常に画期的かつ素晴らしいアイデアだと思います。ありがたい…。
ちなみにこのタイミングで、ノベルティの配布(1回目)がありました。内容は後ほど…。
鶴見緑地北車庫の入出庫線を走行
ここが今回のイベントに管理人メトロポリマンが参加したかった最大の理由です(工場連絡線ちゃうんかい)。というのも(おそらく)鶴見緑地北車庫の出入庫線の前面展望は映像化されていないんですよね。今里筋線の資料って大阪メトロの他路線に比べるとあんまり世に出回っていなくて…。
あと前面展望を見ていて驚いたのですが、入庫線のシールドトンネルは、営業路線のトンネルと比べて、粗雑といいますか(言い方)、普段見えないところなのでコンクリートの側壁(セグメントと言います)がなかったり、簡素なデザインのように感じる箇所がありました。
このイベントの応募時には側面展望だけでも…と思っていましたが、それがまさかモニター越しでも前面展望できたわけですから、たいへん嬉しい大誤算でした。管理人は正直これだけで大満足でしたよ…。
車体洗浄体験
今里筋線車両の車庫である鶴見緑地北車庫では、降車する機会こそなかったものの、車体洗浄の様子の車内から見るたのしいイベントがありました。
モニターで前面を見る分には「通過するなぁー」と思うだけでしたが、管理人の乗車している車両が洗車台を通過するときは、音も相まって迫力たっぷり!
窓一面が急に水だらけになり、バサバサとブラシが車体を洗うさまは見ごたえがありました。
洗車台を通過したのち、車両は洗車台のある24番線に直結する工場連絡線へと入りました。これから鶴見検車場へと向かいます。
工場連絡線を走行
ここも体験できて良かったですね。管理人の今回のイベントでの主目的その2です。
北車庫の入出庫線より工場連絡線の方がアツいだろ!と思った方、こちらは映像化されているんですね、8年前に発売されたムック本の特典DVDで!
現在は店頭や通販でもなかなか販売しているところを見ませんが、本もDVDも他の本では見かけない貴重な内容ですので…見かけた際にはぜひ購入を検討してみてください…!
放送に合わせて参加者全員で「出発進行!」と声を上げると電車が発車しました。
洗車台を抜けてそのまま工場連絡線に進入したため、前面の窓は水滴が残っています。
工場連絡線の全長は約2kmしかありませんが、最高速度が20km/hのようで、約10分かかるようです。
また途中からは室内灯を落として走行していました。
鶴見検車場を見学
工場連絡線抜けると、長堀鶴見緑地線の車庫である鶴見検車場に到着。
車両は車体洗浄線である7番線に停車しました。参加者はここで降車して、これから鶴見検車場を見学します。
ここからは2班に分かれて、鶴見検車場を見学していきます。
列車検査場
列車検査場は、列車検査(10日以内の周期で行う検査)を行う場所です。
ブレーキやドアの開閉などの動作テストを行います。
列車検査場では70系と80系が並んでいました!
5番線に70系7107F、6番線に80系8116Fが停まっています。8116Fは先ほどまで乗車していた車両ですね。
月検査場
月検査場は、月検査(3ヶ月以内の周期で行う検査)を行う場所です。
ブレーキやドア、制御装置などを内部まで検査します。
営業車両はなく、事業車両のみがいました。
定期検査場
定期検査場は、全般検査(10年以内の周期で行う検査)や重要部検査(5年以内の周期で行う検査)を行う場所です。
定期検査場には、台車が外されている70系7101Fがいました。
車両の正面には日付入りのパネルもあり、記念写真を撮影する方がちらほらいましたね。
また、リニアモーターカー(70系・80系)関連の床下機器やパンタグラフなどが展示されていました。
そして最後に車体洗浄線の7番線に戻ってきました。これまで乗ってきた80系ではなく、70系7123Fが待っていました。
さすがに80系で長堀鶴見緑地線内は走ってもらえないか…。ほんのり期待していましたが、さすがにね…?
乗車した後、出発までの間にノベルティの配布(2回目)がありました!内容は後ほど…。
鶴見検車場の入出庫線を走行
70系7123Fに乗車して鶴見検車場を出発。鶴見検車場の出庫線を通り本線寄りの留置線に停車したのち、折り返して門真南駅へと向かいました。
門真南で降車して、改札外で解散。
ということでイベント終了です!
おみやげ(豪華)
最後に、大阪メトロのイベント恒例のおみやげ、ノベルティグッズの紹介です。
今回は豪華ですよ!!
- オリジナルカード5枚
- メモ帳
- 車両ステッカー(70系、80系)
- つり革(70系or80系?)
- 試刷きっぷ(夢洲駅発行・開業日)
つり革は70系や80系で使用されているもののように見えます。
また試刷きっぷは、夢洲駅発行で、発行日は夢洲駅の開業日になっています。
夢洲駅で実施された大阪メトログッズ即売会でも配布されていたようですが、ここでも手に入るとは思いませんでしたよ…!
ということで、今回のイベントはこんな感じでした。
大阪メトロさま、盛りだくさんで楽しい時間をありがとうございました!
引き続き、このようなイベントがあればまた参加したいです!
またその際にはレポートも書いていきますよ!!
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