【2022/12/04追記】動画を追加しました!
“大阪最後の一等地”とも呼ばれる梅田貨物駅跡地(大阪駅北地区、梅田北ヤードなど)は現在“うめきた”という名称が与えられ、再開発が進められています。
JR西日本では、「JR東海道線支線地下化・新駅設置事業」として梅田貨物線の中津~福島駅付近を地下化することと、地下区間に2面4線の新駅の設置という2つの事業が2023年3月を目標に進んでいます!
(新駅は大阪駅の一部として取り扱うことが決まっています。大阪駅地上ホームと区別するために、ここでは公式に則って「うめきた(大阪)地下駅」という名称を使用します。他にも「北梅田駅」や「うめきた新駅」という名称も見られます。)
今回は第2弾ということで、3か月前に行った第1回取材から工事が進んだ部分も含め、孤児の進捗を見ていきます!
▼前回の記事はこちら▼
うめきた(大阪)地下駅工事
グランフロント大阪から
以前と比べると、道路のくねくね度合いが小さくなっていますね。
以前と比べて最も変化した部分が手前に見える黄色いフタのようなようなものです。地下駅は2面4線になることは分かっていますが、この画像からもおおよその線路とホームの位置関係が見て取れます。
▼こんな感じに▼
ノースゲートビルから
こちらから見た限りでは、黄色いフタ以外の変化は見て取れません。
大阪ステーションシティ駐車場から
こちらは前回の取材では撮影していない場所になります。駅西側がよく見えますね。こちらにはまだ黄色いフタは見えません。
おまけ①:大阪駅の新駅ビルの建設風景
新改札口に隣接して、うめきた2期地区をはじめとした大阪駅西側地区の玄関口にふさわしい新たな駅ビルを整備します。新たなビジネス活動拠点を整備するとともに、周辺のオフィスワーカーをはじめとする多様なニーズに対応する商業ゾーンを中層部に展開し、にぎわいや交流、憩いの場を創出します。低層部には広場空間を設け、うめきた2期地区開発とも連携し、周辺地区における歩行者の回遊性向上を図ります。
JR西日本「大阪駅がさらに西側に広がります 大阪駅 新改札口整備、高架下開発、新駅ビル開発などについて」
なお、新駅ビルの事業主体は大阪ターミナルビル株式会社を予定しております。
梅三小路・ALBiが閉館したのちに改札口が新設されますが、それに隣接する空間に新しい駅ビルが建設されます!(それにしても土地が細長いなぁ)運営会社は大阪ステーションシティを運営・管理する大阪ターミナルビルです。
ビルが建設される前には、ルクアのあるノースゲートビルと大阪ステーションシティ駐車場を結ぶ連絡道路がありました。旧11番のりばのあった場所で、ホームとしての役目を終え連絡道路となってからもホームの屋根などは残っていて、非常に趣深い場所でした。
おまけ②:グランフロント大阪へ続く地下連絡口?
グランフロント大阪の地下1階より西へ。ここはうめきた広場の地下1階です。写真右側は昨年3月に拡大オープンしたうめきたセラーです。左側にはファミリーマートうめきたセラー店。
このまま正面へまっすぐ歩いていきます。
行き止まりです。
一応左側には駐輪場の出入口があるのですが、あまりに怪しい。駐輪場への道の割には道が広すぎる!のです。しかもよく見ると、行き止まりのはずなのに壁の作りが違います。シャッターぽいですよね!
実はこれ、うめきた(大阪)地下駅との連絡通路になるのではないかと噂されているのです!
この通路が完成すればグランフロント大阪、ノースゲートビルはもちろん、御堂筋線梅田駅、阪急梅田駅周辺とも地下から行き来できるようになります!
(とても遠回りですが)ホワイティ梅田を経由すれば大阪駅南側にも地下道だけで移動できます。
動画で再現しました!
参考文献
三菱地所・大阪ガス都市開発・オリックス不動産・関電不動産開発・積水ハウス・竹中工務店・阪急電鉄・三菱地所レジデンス・うめきた開発特定目的会社「「(仮称)うめきた2期地区開発事業」始動」
JR西日本「大阪駅がさらに西側に広がります 大阪駅 新改札口整備、高架下開発、新駅ビル開発などについて」
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