【いくつ分かる?】大阪メトロの地上から浅い駅BEST5

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大阪メトロの地上から浅い駅BEST5

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【いくつ分かる?】大阪メトロの地上から浅い駅BEST5

第5位 あびこ(御堂筋線)7.6m

この駅が浅いのは、終点駅時代に存在した我孫子検車場が深く関わっています。

あびこ駅の南側(なかもず方面)は1本の引き上げ線と2本の出入庫線があり、出入庫線はすぐに地上へとつながる構造になっていました。(中津駅北側をイメージしてください)

そのためあびこ駅を浅くするために地上から浅い場所にホームを作り、ホームの端に改札口も設置することで中階のない設計がされています。

反対のホームへと回るには、ホームの下階に降りて反対へ渡らなければいけません。まあまあしんどいので、乗りたい電車が通るホームに直接繋がっている出入口を探してから地下に降りることをおすすめします。

第5位 本町(四つ橋線)7.6m

同率5位!(正確には少し異なるかもしれませんが、参考文献上で判断しています)

あびこ駅と同じように、ホームの端に改札口も設置することで中階のない設計で、反対のホームへと回るにはホームの下階に降りる必要があります。

四ツ橋線では他にも花園町駅、岸里駅が同じような設計です。

西梅田延伸で開業した西梅田駅、肥後橋駅、本町駅、四ツ橋駅の中で唯一中階がないのが本町駅です。地上の高さがほぼ変わらないにもかかわらず本町駅だけ異質なのは、中央線と立体交差するのが原因でしょうか。

第3位 阿波座(中央線)7.4m

この駅が浅いのは、駅の西側(コスモスクエア方面)からすぐ地上高架区間になるからです。さらに地上に出た直後に木津川と交差するため、少しでも早く地上に出る必要があったと思われます。(どこかの文献で記述があったと思うのですが忘れました…)

ここもホームの端に改札口も設置することで中階のない設計で、反対のホームへと回るにはホームの下階に降りる必要があります。

第2位 西田辺(御堂筋線)7.2m

ここもホームの端に改札口も設置することで中階のない設計で、反対のホームへと回るにはホームの下階に降りる必要があります。

この駅は、極度の資金不足のために止むなく開講式(天井がなく空が見えていた)で1954(昭和29)年に開業。その後地下鉄の騒音や道路工事の機運が高まったことなどから1958(昭和33)年に蓋がされることになりました。

ちなみに同時期に建設が進んでいた昭和町駅は8位(8.3m)でした。

Osaka-Subway.comさんによると土被り1.6mらしいです。浅すぎ!! Σ(・□・;)

第1位 コスモスクエア(南港ポートタウン線/ニュートラム)6.8m

これは意外だと感じる方も多いのではないのでしょうか!(ニュートラムは地下鉄ではないので、地下鉄で最も浅いのは西田辺駅になります)

色々と特殊すぎるこの駅ですが、この駅が浅いのは阿波座駅と同様にすぐに地上に上がることが深く関係しています。コスモスクエアを出発したら左にカーブしながらすぐに地上に上がりますよね。

しかしこの駅については、浅いと言っても外に出るためには
B1(ホーム)→ 1F(改札)→ 2F(駅前広場)→ 1F(地上)と、
2階を経由する必要があるのでとても難儀ではあります。浅さなんて関係なかったよ…。

特徴的なこの広い改札口が地上階と近い高さになります。

参考文献

大阪市地下鉄建設70年のあゆみ 発展を支えた建設技術」大阪市交通局

大阪市交通局 完全データ DVDBOOK」メディアックス

今後の鉄道イベント情報(鉄道コムより)

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